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【白山市】雨漏りする物置の屋根を立平葺きでカバー工事！

こんにちは！街の屋根やさん金沢南店です。

今日は、白山市にて
雨漏りする物置の屋根を、
「SGLガルバリウム鋼板」を使用した「立平葺き」で屋根全面のカバー工事
を行った様子をお伝えします！！

施工前の物置

こちらの2棟が、今回お問合せをいただいた物置です。
物置の屋根は、全面サビており、養生されている箇所もありました。

物置の中から確認すると、光が差し込み穴が何箇所もあいていました。

物置の正面側から裏側方向に勾配があり、裏側部分の劣化が進んでいました。
また、屋根からのサビた雨水により、外壁も裏側のみサビがでていました。

今回は、サビに強く、耐久性に優れた「SGLガルバリウム鋼板」を使用した「立平葺き」で屋根全面のカバー工事(重ね葺き)を行います。

「SGLガルバリウム鋼板」とは

〈ガルバリウム鋼板の特徴〉
・耐久性
ガルバリウム鋼板の耐用年数は一般的に25～35年ほどになります！建物の立地、施工方法、メンテナンス方法で耐用年数は前後しますが金属の屋根材の中でも耐久性が高いです。
・耐震性
金属だと重いのかな？と思われる方もおられるかもしれませんが、ガルバリウム鋼板は金属ですが薄い板なので、軽量！屋根材が軽いので建物への負担が少なく、地震の揺れにも強いです。｛素材が軽いので古い屋根の上からカバー工法が可能です。屋根のリフォームにはもってこいの素材ですね！｝
・デザイン性
優れた加工性により、自由自在なデザインが可能です！
・サビにくい
アルミニウムの耐食性と亜鉛の防食作用によって長期にわたりサビを防ぐことができます。

さらに進化した【SGLガルバリウム鋼板】
SGLとは進化したガルバリウム鋼板です。サビを防ぐメカニズムはガルバリウム鋼板と同じですが、SGLにはマグネシウムが含まれています。マグネシウムによって亜鉛が強化されるので、ガルバリウム鋼板と比べてメッキの力を3倍以上保つことが出来るのです。今までのガルバリウム鋼板に比べると更に耐久性に優れている素材になります。

「立平葺き」とは

1枚の金属板を棟(屋根のてっぺん)から軒先に向かって長尺の屋根材を縦方向（垂直）に施工する葺き方になります。
〈立平葺きの特徴〉
・雨漏りの心配が少ない
立平葺き屋根は、1枚の金属板を棟から軒先に垂直に葺いていくため、雨水が上から下へスムーズに流れていきます。
また、ハゼと呼ばれる立ち上がり部分で固定する工法で雨漏りの心配が少ないのが特徴です。
・緩勾配に屋根でも施工可
屋根の傾斜のことを勾配といいます。緩勾配（屋根の傾斜が緩いこと）の屋根だと屋根材や施工法によっては雨水の流れが悪くなり、雨漏りのリスクが高くなるのですが、立平葺きの場合は緩勾配の屋根でも雨水が上から下へとスムーズに流れてくれます。
・施工期間が短い
1枚の金属板を棟から軒先に向かって葺くため、面積の小さい瓦やスレートを一枚一枚葺いていくより短い期間で施工することができます。

施工スタート！

既存の屋根材の上に、新しい野地板（屋根材を支えている木下地）「構造用鋼板」を設置します。
その後、屋根の四方に「唐草」という板金を取り付けます。
　※唐草・・屋根の一番外側を囲い込む板金部材で、雨水を切り落としたり強風で屋根材が浮いたり剝がれるのを防いでくれます。

屋根を雨水から守ってくれる防水シート「ルーフィング」を構造用合板の上に張り付けます。

「SGLガルバリウム鋼板」を設置していきます。
立平葺きは、SGLガルバリウム鋼板の端を折り曲げてあり、隣り合う鋼板の端を引っ掛けて、噛み合わせて設置していきます。

立平葺きでSGLガルバリウム鋼板同士が接合させている先端に、「小口キャップ」をビスで固定し取り付けます。

屋根全面のカバー工事（重ね葺き）完了です！
シルバー色で、スタイリッシュな仕上がりになりました！！

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