【金沢市】瓦屋根のてっぺん棟瓦の修理！２パターンあります！「乾式工法」と「湿式工法」
2025.12.17
こんにちは！街の屋根やさん金沢南店です🏠 瓦屋根の三角のてっぺん「棟瓦」が棟瓦の修理「棟瓦積み直し」工事を行うことをおススメしています！ 棟瓦の積み直し工事とは？ 既存の棟瓦を一旦取り外します。新しく棟瓦の土台を形成し、新しく棟瓦を設置します。棟瓦の積み直し工事には「湿式工法」と…
中能登町のみなさまへ！地震の影響で歪んでいた瓦屋根の棟瓦・外壁の修理工事を行いました
お客様より、
・瓦屋根の棟瓦が歪んでいるため修理したい
・地震により住宅と納屋の間にズレが出ているため、外壁（トタン）の修繕をしたい
とのご依頼をいただきました。
あまり費用をかけずに修理したいというお客様のご要望に沿って、工事内容をご提案させていただきました。
大棟部分
ご自宅・納屋ともに「棟瓦」に歪みがでていましたが、瓦自体に割れや破損などはないため、既存の瓦はそのまま使用し、棟瓦の積み直し（取り直し）工事を行います。
外壁部分
ご自宅と納屋の間にできたすき間を、耐久性の高い金属板「SGLガルバリウム鋼板」を使用し塞ぎます。
自宅外壁と納屋の屋根の取り合い部分
屋根との取り合い部分の水切り金具部分から雨漏りしないよう、新しい水切り金具を重ねて設置します。
中能登町 棟瓦取り直し,その他の工事,地震,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟瓦取り直し,その他の工事,地震,屋根材(瓦)
- 使用材料
- 棟部分［シルガード・強化棟］ 外壁部分・水切り［ＳＧＬガルバリウム鋼板］
- 工事費用
- 4日間
解体後、「強化棟金具」と呼ばれる金具を屋根の下地部分に取り付けていきます。
施工完了後には見えない部分になるので、黒いシルガードを使用しています。
シルガードとは
瓦のすき間部分に白くなっている部分があるのをご存じでしょうか？その部分が漆喰になるのですが、
シルガードは通常の漆喰とは違い、シリコンや防水剤が入っているため防水性に優れています。
葺き土の代わりとして使用することができます。
芯木が埋まるような形でシルガードを詰めていき、のし瓦の３段目も設置していきます。
最後に強化棟金具の上に設置した「芯木」と呼ばれる角材に、「冠瓦」をゴムパッキン付のビスで止めて固定し、施工完了です！
既存の水切りの上から新しい水切り金具を設置しました。
新しい水切り金具は、耐久性に優れている金属板の「SGLガルバリウム鋼板」をカットし折り曲げ、加工したものになります。
既存の水切り金具の上に木下地を設置し、新しい水切り金具をステンレス製の釘で固定します。
最後にすき間のシーリング材（隙間を埋める際や水漏れを防ぐために使用される、弾力性・防水性のあるペースト）を充填しました。
貫板（木の下地）を設置します。
外壁の補修工事の施工完了です！
棟瓦を強化棟金具で固定していくことにより、棟瓦の強度が高まっています！
また、漆喰の部分も綺麗になりました。
屋根の取り合い部分のカバー、外壁のすき間も塞いで、雨漏り対策・外観もばっちりです！
施工後にお客様より、「手早く丁寧で仕上がりもよかった！」とのお褒めの言葉もいただきました。
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