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石川県のみなさまへ!新年のご挨拶【街の屋根やさん金沢南店】瓦屋根のリフォームを行った施工例もご紹介!
あけましておめでとうございます!2025年も現場ブログ・施工事例・お客様の声など
屋根・雨どい・外壁工事に関する情報をたくさん発信していきますので街の屋根やさん金沢南店をよろしくお願いいたします!
金沢市のお客様より、
瓦屋根が雨漏りしているので葺き替え工事をご検討中
とのご相談をいただきました。現地調査にお伺いし、屋根の現状を確認させていただくと、瓦屋根の部分全体に瓦の歪み・ガタつきが見られました。また、屋根のてっぺんの棟瓦も歪んでいました。
そこで瓦屋根への葺き替え工事を行いました!!
瓦屋根全体に歪み、ガタつきが見られました。
瓦を差し替え、補修しているところが数か所あります。
「棟瓦」を確認すると、ガタつき、歪みがありました。
屋根の葺き替え(ふきかえ)工事とは、屋根全面を新しくリフォームする工事になります!
現在の屋根を全て撤去し、新しい屋根材に交換します。
今回は新しい屋根材も「和瓦」を選んでいただきました。
葺き替えする部分の瓦を取り外し撤去しました。
築年数が経っていますので、当時の施工では防水シートは設置させておらず、木下地は傷んでいました。
葺き替えするにあたり、新しい木下地を設置します。
新しい木下地の上に瓦用の防水シートをタッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので止めて固定します。
防水シートに縦の線と点々があり、防水シートの上に瓦桟を設置しても、防水シートと瓦桟の間にすき間が出来るようになります。
横一列に設置させた瓦桟に流れてきた雨水が溜まり、瓦桟や防水シートを腐食することがあります。それを防ぐために、防水シートと瓦桟の間にすき間を作ることで、雨水を流してくれます。
防水シートの上に瓦桟(かわらざん)、または桟木(さんぎ)と呼ばれている木材を並べて設置します。
瓦桟は設置する瓦を固定し、瓦と瓦の重なりを均等にすることで雨の侵入を防ぐ役割があります。
新しい瓦を設置していきます。新しい瓦は「三州瓦」の色は「銀黒」になります。
横向きに並べて設置した瓦桟(細い木材)に瓦をステンレス製の釘で固定していきます。
屋根の端(ケラバ)には袖瓦を設置しました。
袖瓦は風の影響も受けやすい箇所です。ステンレス製のビスでしっかりと固定しています。
屋根の先端の軒先瓦もビスでしっかりと固定しました。
屋根の面に瓦を並べて固定する前に、
屋根のてっぺんの「棟」部分に、棟瓦の強度を高める強化棟金具を屋根下地にビスで固定しています。
屋根の面に瓦を並べて設置した後に、強化棟金具の上に芯木をのせて固定します。
今回は棟瓦にシルガード(漆喰南蛮)などは使用せず、乾式工法と呼ばれれる工法で棟瓦を設置していきます。
耐久性に優れている防水シート「ハイロール」を芯木の上に被せ、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので仮固定します。
ハイロールを瓦の凹凸面にもしっかり密着させて張り付けます。
葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用する湿式工法と呼ばれる工法で施工とは異なり、
乾式工法は葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しない、新しい施工方になります。
ハイロールは耐久性・防水性にも優れており、葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しないことで棟瓦の軽量化することができます!
冠瓦を被せ、ステンレス製のビスで芯木に固定して棟瓦の設置完了です。
ハイロールで施工することで、以前のように棟瓦を高く積み上げていないので、棟瓦が崩れてくる心配がありません。
長屋のため、お隣様の屋根との取り合い部分から雨が入り込まないよう、水切り金具を設置します。
サビに強く耐久性に優れているSGLガルバリウム鋼板を加工した「水切り金具」をステンレス釘で取り付けていきます。
銀黒の瓦とも相性のいいダークなブラウンカラーです。
棟瓦の丸みに合わせた水切り金具も固定し水切り金具の設置完了です。
銀黒の瓦屋根にリフォーム!雨漏りしていた瓦屋根の葺き替え工事の施工完了です。屋根の下地部分の補修もしっかり行い、雨漏りもおさまりました。棟瓦はハイロールを使用する乾式工法で施工したので棟瓦が軽量化され、強化棟金具で強度も高まっています!
施工完了後にお客様より、
短い日程で仕上がった、親切でいろいろ相談にのってくれた
との嬉しいお言葉をいただきました。
施工事例
金沢市にて!雨漏りしていた瓦屋根の葺き替え工事を行いました
屋根・雨どい工事なら!街の屋根やさん金沢南店にお任せください♪
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0120-111-026