2026.09.01
こんにちは!街の屋根やさん金沢南店です🏠今回は金沢市のお客様より、屋根瓦についてのお問い合わせをいただきました。「瓦が1枚割れているので、その部分だけ補修してほしい」「2階の窓から見える屋根で、平べったい黒色の瓦です」とのことでした。屋根全体を直したいというご相談ではなく、割れて…
こんにちは!街の屋根やさん金沢南店です🏠
今回は、以前ご紹介した金沢市のお客様の瓦屋根の締め直し工事の続きをご紹介します。
こちらのお住まいでは、瓦屋根の雪止めが外れ、軒先部分の瓦が崩れている状態が確認され、屋根の状態を確認したうえで、瓦屋根の一部の締め直し工事を行っています。
瓦のズレを整えるだけではなく、屋根の上部にある棟瓦や、外壁と屋根が接する部分についても、雨水が入り込まないように納まりを整えていきます。
今回は、棟瓦を面戸シートを使った乾式工法で仕上げた部分と、外壁との取り合い部分の施工についてご紹介します。
屋根の接合部にある棟瓦についてです。
「棟」とは、屋根の面と面が頂上部分で合わさる場所のことです。
棟はや風などの影響を受けやすい場所でもあります。
棟瓦がズレたり、歪んだりすると、見た目だけでなく、屋根内部への雨水の浸入につながる可能性があります。
そのため、瓦屋根のメンテナンスでは、屋根面の瓦だけでなく、棟部分の状態もしっかり確認することが大切です。
今回の棟瓦は、面戸シートを使用した乾式工法で仕上げています。
「乾式工法」と聞くと少し難しく感じるかもしれません。
簡単にいうと、棟を施工する際に、土などの湿った材料に頼るのではなく、専用の部材を組み合わせて仕上げる工法です。
瓦屋根の棟は、外から見ると瓦が並んでいるだけのように見えます。
しかし実際には、その瓦をしっかり固定するための下地や、屋根内部へ雨水が入り込まないようにするための部材が使われています。
今回の施工でも、こうした部材を使って棟部分を整えていきます。
(強化棟のイメージ写真です⇧)
乾式工法の棟について説明するときに、もうひとつ知っておきたいのが強化棟の金具です。
強化棟とは、棟瓦をしっかり固定できるように施工する方法のひとつです。
強化棟金具に芯木を乗せて固定します。芯木は棟瓦を固定するための土台となる木材です。
棟瓦をきちんと固定するためには、こうした見えない部分の下地づくりも重要です。
屋根工事では、雨仕舞(あまじまい)という言葉がよく使われます。
雨仕舞とは、雨水を建物の中へ入れず、適切に外へ流すための仕組みや納まりのことです。
屋根の形状や部材の組み合わせによって、雨水がどこへ流れていくのかを考えながら施工する必要があります。
棟部分ももちろんですが、屋根と外壁が接する部分も雨仕舞を考えるうえで重要な場所です。
今回はこちらの取り合い部分についても施工を行いました。
「取り合い」とは、屋根と外壁など、異なる部分が接する場所のことをいいます。
住宅の屋根には、このような取り合い部分がいくつもあります。
屋根と外壁の境目は、雨水が集まりやすい場所でもあるため、適切な納まりにすることが重要です。
取り合い部分には、板金をしっかり固定するための木下地を設置します。
木下地とは、仕上げ材などを取り付けるための土台となる木材です
木下地を設置した後、取り合い板金を取り付けます。
板金は、金属製の板を加工して、屋根や外壁などの雨仕舞に使用する部材です。
屋根と外壁の境目に板金を適切に納めることで、雨水が建物内部へ入り込むのを防ぎ、外へ流すための仕組みをつくります。
雨が降ったときに建物を守るためには、とても重要な部分です。
今回は、崩れていた瓦の締め直しに加えて、棟瓦を面戸シートを使用した乾式工法で納めましたところまでをご紹介しました!
棟瓦は強化棟金具、芯木、面戸シートを利用して棟瓦を仕上げる仕組みがあることも、瓦屋根の構造を知るうえでポイントです。
さらに、外壁との取り合い部分には木下地を設置し、取り合い板金を施工して雨仕舞を整えました。
「最近、瓦がズレているように見える」
「棟のあたりが歪んでいる気がする」
など、少しでも気になることがあれば、一度専門業者に状態を確認してもらうと安心です!
今回のお住まいでは、雨どいの設置や雪止めネットの施工も行っています。
こちらについては、次回の記事でご紹介します🏠
街の屋根やさん金沢南店では、屋根と外壁の状態を確認したうえで、お住まいに合わせたメンテナンス方法をご提案しています。
瓦屋根のズレや棟の歪み、雨仕舞など、屋根や外壁のことで気になることがございましたら、街の屋根やさん金沢南店までお気軽にご相談ください🏠✨
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