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現場ブログ
白山市のみなさまへ！瓦屋根　瓦修理　棟瓦修理工事の工程をお見せします！！

こんにちは！街の屋根やさん金沢南店です。

本格的に雪が降り始めてきましたね！！
車の運転には十分気を付けてくださいね。

屋根に不具合はでていませんか？

瓦屋根の修理の中でもお問い合わせを一番いただいているのが「棟瓦の修理」です。
地震の影響で瓦屋根のてっぺんの「棟瓦」が歪んだり崩れたりしていたお客様がたくさんいらっしゃいます。

今回は、棟瓦の修理についてご紹介します！

棟瓦の修理「棟瓦の積み直し」

お客様より、瓦屋根の棟瓦が歪んでいるので修理したい、とのご依頼がありました。

現場調査

まずは、現場調査（下見）にお伺いします。
お客様に許可をいただき、屋根に上り確認をさせていただきます。

屋根の一番高い場所に位置する大棟の部分が歪んでいることが確認できましたが、
割れたり欠けたりしている瓦はありませんでした。

ご提案

現場調査にて、屋根の現状を把握し、お客様に必要な修理内容を写真などをお見せしながら、ご提案させていただきます。

今回は「棟瓦」に歪みがでていましたが、瓦自体には割れや破損などは無いため、既存の瓦をそのまま使用する 棟瓦の積み直し(取り直し)工事 をご提案させていただきました。

お見積り・ご契約

ご提案内容に合わせてお見積書を作成し、お客様にご説明させていただきます。
お客様に、工事内容・お見積内容を納得していただきご契約させていただきます。
ご契約いただいた後は、屋根の工事のため天候に左右されることがありますが、工事の日程を決めさせていただきます。

工事開始

歪んでいた棟瓦を解体して、一度取り外していきます。
瓦自体、割れや破損などがないため、積み重ねる際に同じ瓦を再度利用します。

解体後、「強化棟」と呼ばれる金具を屋根の下地部分に取り付けていきます。

シルガードで面戸瓦を固定し、更に上からシルガードを詰めていきます。
施工完了後には見えない部分になるので、黒いシルガードを使用していきます。

シルガードとは？
瓦の隙間部分に白くなっている部分が漆喰です。「シルガード」は商品名で、南蛮漆喰になります。
漆喰南蛮には防水剤やシリコンが入っているため、通常の漆喰よりも防水性や耐久性が高く漆喰工事の際に使用されます。
また、葺き土の代わりとしても使用することもできます。

シルガードを詰めた上に角材を設置し、面戸の部分に「漆喰」を綺麗に整えながら(外から見える部分になるので)塗っていきます。

「熨斗(のし)瓦」を設置してきます。
向かい合っている熨斗瓦は、銅線で固定されています。

隙間にシルガードを詰めていき、最初に取り付けた「強化棟」と呼ばれる金具の上に芯木を設置します。

芯木の周りにシルガードを詰めていき、熨斗瓦の2段目を設置していきます。
芯木が埋まるような形でシルガードを詰めていき、熨斗瓦の3段目も設置していきます。

最後に冠瓦を被せ、ステンレス製のビスで固定します。

施工完了

棟瓦の積み直し工事 が完了しました。

強化棟金具は屋根の下地に固定しており、強化棟の上に芯木を固定、芯木に「冠瓦」をゴムパッキン付きのビスで止めて固定するため、棟瓦の強度がupします。

「積み直し工事」施工事例👉川北町のみなさまへ！地震によって崩れていた「棟瓦」の歪みの修理を行いました

棟瓦の固定方法で、上記の施工方法は「湿式工法」と呼ばれてます。
もう一つの固定方法が「乾式工法」とよばれており、　屋根の軽量化が実現し耐震対策に適したものとなります。

「乾式工法」の施工方法👉　地震による棟瓦の不具合を修理するなら！「乾式工法」がおすすめです！

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